居心地良し イチロー安打量産はマーリンズだからこそ

公開日: 更新日:

 22日(日本時間23日)のブレーブス戦に「1番・右翼」でスタメン出場し、4打数1安打。今季48本目のヒットを放ち、3000本まで17本としたイチロー(42)。

 日本時間16日、プロ通算4257安打を打った直後の会見だった。今季好調な理由を聞かれ、「3年間ちょっとしんどかった。ヤンキースの2、3年目、マイアミの1年目」とこう言った。

「いろいろありますよ、要因は。ただ、同じユニホームを着た人に足を引っ張られないということは大きい。本当にいい仲間だと思います」

 マリナーズ時代には同僚から「ヒットを打つことしか考えていないヤツがいる」「ぶん殴ってやりたい」などと陰口をたたかれたが、ここ3年間も同様のことが何かあったのか。

「ヤンキース時代には冷遇され、自分の起用法について首脳陣に何か言いたそうな雰囲気はありましたけど、マーリンズに移籍後は思い当たりませんね」と、スポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「マーリンズには口うるさいベテランもいませんし、4人目の外野手ながら、しばしばスタメンで起用されています。若手が多く、彼らは打撃コーチよりイチローにアドバイスを求めるともいいますからね。むしろ気分よくプレーできていると思いますよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭