8勝目の広島ジョンソン 「中6日」の日本は天国の居心地

公開日: 更新日:

 そりゃ、米国に帰る気がないのも当然だ。

 1日のDeNA戦に先発した広島のジョンソン(31)が7回2失点の好投で、8勝目(5敗)を挙げた。

 6月4日、シーズン中にもかかわらず、契約を延長。年俸1億3000万円から倍以上となる3億2000万円の3年契約を結んだ。しかも、出来高は最高で年間1億5000万円。活躍次第で、最高3年15億円以上ものカネが懐に入る。

 入団1年目の昨季は14勝7敗、防御率1.85。メジャースカウトも米国に復帰させるべく、調査を開始していたという。それが「決断は容易だった」と、メジャーなど見向きもしなかったのだ。

 それもそのはず。ジョンソンは夫婦揃っての「日本びいき」。昨年11月に結婚したカーリン夫人は昨シーズン中からジョンソンと行動を共にしており、休日は揃って日本各地の名所巡りやグルメツアーを満喫。その様子を自らのブログにアップしていた。日程も中4日のメジャーと中6日の日本では比較にならない。至れり尽くせりの上、多額の年俸までもらえるのだから今更米国で冒険する気にならなくて当然だ。

 この夫婦にとって、日本はまさに「黄金の国」に違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動