藤浪を“公開処刑” 阪神・金本監督の「裸の将軍化」進行中
さらし者といえば、8日の広島戦では不振に悩む藤浪を、8回161球も投げさせた。エースに対する「公開処刑」には、チーム内からも異論が出たという。
「3点差で迎えた七回に代打も送らず打席に立たせた。試合を捨てているようなものです。藤浪の肩を考慮して、それを止めるようなコーチもいない。仮にも昨年まで3年連続で2ケタ勝利を挙げている投手。お灸を据えるなり、練習を課すならファームに落としてもいい。人目につかないところでやるべきなのに、大観衆の前で恥をかかせた。いまや金本監督のことを慕っているのは、チルドレンとして抜擢されている原口、北條くらいのものでしょう」(放送関係者)
■「行ってる場合ちゃうやろ」
カミナリを落とすにしても、言い方、やり方がある。それを間違えるから、選手の気持ちも離れていく。1日の中日戦(ナゴヤドーム)の試合前には、以前から親交がある延田グループの延田社長が開業したネスタリゾート神戸のオープン記念イベントに出席。テープカットを行った。「そんなん行ってる場合ちゃうやろ」と呆れた表情で話す選手もいたという。その日の試合はわずか3安打に終わり、2-7で敗れた。チームが勝てないから、つまらないことまでツッコまれてしまう。