“女王”イシンバエワが皮肉 「偽の金メダルを取ればいい」
ロシアの女子棒高跳びの女王、イシンバエワ(34)が21日、がっくりした表情の写真を自身のインスタグラムに投稿し、「私たちが欠場する中、外国選手らは安心してリオ五輪に出場し、偽の金メダルを取ればいい」と書き込んだ。
この日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、ロシアの国ぐるみのドーピング違反問題で、国際陸連がロシア陸上チームのリオデジャネイロ五輪出場を禁じた決定を支持する裁定を発表。これでロシアの陸上選手の五輪出場は、個人資格で出場する一部選手を除き、ほぼ不可能になった。
IOCがリオ五輪からのロシア選手団を全面的に除外を判断する可能性も高い。イシンバエワの投稿はCASの裁定を皮肉交じりに批判したものだ。