ロシア陸上リオ五輪不参加で米国勢メダル量産に現実味
米国勢の高笑いが聞こえてきそうだ。
ロシア陸連による組織的ドーピングで同国の陸上選手がリオ五輪に参加できなくなったためだ。
米ロ両国には実力派が揃っており、米陸上専門サイト「フロ・トラック」(電子版)によれば、ロシア陸連のリオ不参加で最も得をするのが米国だという。
中でも女子の高跳びは15年世界選手権(中国)金メダルのマリヤ・クチナらロシア勢が姿を消したことで米国の独壇場となりそうだ。
米国・ポートランド(オレゴン州)で開催されていた陸上の今年3月の世界室内選手権で、1メートル96で優勝したバシュティ・カニングハム(18)が一躍、金メダル候補に浮上した。
女子800メートルでも敵失によって今季、唯一、2分を切っているクリッシュナ・ウィリアムズの優勝が確実視されている。