室伏が三度目アスリート委員選へ 露の薬物問題どう影響?
イシンバエワも例外ではない。潔白を主張し続けているものの、IOCの意向を忖度した他国アスリートの票が「陸上界の鉄人」といわれる室伏に流れる可能性もある。
陸上を含む複数の競技でロシア選手団が縮小されたのも追い風だ。今回の選手団は日本の337人に対してロシアは約190人(7月31日現在)。日ロ両国の選手団が、それぞれ自国の選手に入れても、室伏の得票が上回ることになる。“組織票”で分のある室伏に、「三度目の正直」が訪れる可能性が高そうだ。