入賞も叶わず 女子マラソン惨敗で見えた“東京五輪の課題”
「選考レースの時季や代表の選び方などが重要になってくる。暑さに強い選手は必ずいるが、レース当日は気温が上がらないこともある。暑さに強い選手だけを選べばいいというものではない。男子のレースは21日ですが、女子の厳しい結果は教訓になる」(前出の新宅氏)
東京で惨めな負け方はできない……。
▽福士加代子の話「金メダル取れなかったぁ。でも金メダルを目指していたから最後まで頑張れた。こんなに頑張った自分はいない。全部苦しいけど、オリンピックのマラソンは出るもの。楽しいよ。泣きたいです。もう泣いてるけど」
▽田中智美の話「ペースの上げ下げが激しく対応できなかった。期待に応えられず悔しいけど、最高の42.195キロだった。粘れなかったが、今の自分の力は発揮できた」
▽伊藤舞の話「自分の持っている力を出し切るという目標はできなかった。持ち味の粘りも出せなかった。(五輪の)舞台に立てたことはコツコツやってきた成果だと思う」