入賞も叶わず 女子マラソン惨敗で見えた“東京五輪の課題”

公開日: 更新日:

「選考レースの時季や代表の選び方などが重要になってくる。暑さに強い選手は必ずいるが、レース当日は気温が上がらないこともある。暑さに強い選手だけを選べばいいというものではない。男子のレースは21日ですが、女子の厳しい結果は教訓になる」(前出の新宅氏)

 東京で惨めな負け方はできない……。

▽福士加代子の話「金メダル取れなかったぁ。でも金メダルを目指していたから最後まで頑張れた。こんなに頑張った自分はいない。全部苦しいけど、オリンピックのマラソンは出るもの。楽しいよ。泣きたいです。もう泣いてるけど」

▽田中智美の話「ペースの上げ下げが激しく対応できなかった。期待に応えられず悔しいけど、最高の42.195キロだった。粘れなかったが、今の自分の力は発揮できた」

▽伊藤舞の話「自分の持っている力を出し切るという目標はできなかった。持ち味の粘りも出せなかった。(五輪の)舞台に立てたことはコツコツやってきた成果だと思う」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…