対戦濃厚ベイと相性最悪…巨人菅野にCS第1S“温存”プラン
14日の中日戦に先発した巨人の菅野智之(26)は、4年連続2ケタ勝利が泡と消えたものの、現在は防御率と奪三振の2冠。当初は中4日で11日の広島戦に登板予定だったが、蓄積疲労とクライマックスシリーズ(CS)で広島と対戦する可能性が考慮され、登板を回避。中7日でこの日の中日戦に回った。
現在2位の巨人が3位と対戦するCSファーストステージ(第1S)の相手は、DeNAが濃厚。ただ、菅野の対戦防御率は4.05と相性が一番悪い。そこでだ。
「CS第1Sの最大3試合をエースの菅野を温存して勝ち上がれないかという声がある。原前監督時代の昨年も2位で『マイコラスか菅野のどちらかを第1Sで温存して最終Sの初戦に投入しよう』と温存案が話し合われたことがある。奇策は結局見送られ、阪神との第1Sは、マイコラス、菅野、ポレダの3人で2勝1敗で通過。しかし、ヤクルトとの最終Sは初戦こそ勝ったものの、2戦目からその三本柱が全員中4日で敗戦投手。要するに中4日はムリなんだという結論に至ったんです」(チーム関係者)
■最終Sでは2度先発可能