ヒーロー今宮も必死 ソフトB“ポストS査定”にナイン血眼
今宮も昨季の打率.228は自己最低だった。それでも年俸は7000万円から2000万円もアップし、本人が一番驚いていたほどだ。これは遊撃手としての堅実な守備はもちろん、CSで打率3割、日本シリーズでも本塁打を打った貢献度が加味されたものだという。
ある球団OBが言う。
「ソフトバンクは数年前から、過去の実績を加味せず、その年のシーズンの活躍に応じて年俸のベースが上がる査定システムを導入している。しかし、CSや日本シリーズでは結果を出せなかったとしても減額されることはない。中村晃もシーズン3割に加え、CSでも打率4割以上を打ったことが評価され、年俸7700万円から1億2000万円に跳ね上がった。言ってみれば、ポストシーズンは活躍すればした分だけカネがもらえる、ボーナスゲームのようなものです」
オフの契約更改が楽しみだ。