対戦成績は同じ 日本ハムが嫌な相手はSBとロッテどっち?
本拠地札幌で、CSファーストステージの勝者を迎え撃つ首位日本ハム。どうせ戦うならば、くみしやすいチームに勝ち上がってきてほしいものだが、今季の日ハムはソフトバンクとロッテとの対戦成績はいずれも15勝9敗1分けだ。ならば、どちらの方が都合が良いのか。
ソフトバンクは今季最多勝(15勝5敗)を獲得した和田のCS欠場がほぼ確実。左ヒジ違和感でシーズン終盤に離脱しており、現在もブルペンに入れない状態だ。佐藤投手コーチも「すでに本人にも(CS欠場は)伝えた」と話している。日ハムはこの左腕に1勝4敗と相性が悪かっただけに、戦線離脱は朗報だろう。
一方、ロッテといえば、「下克上」が代名詞。10年には3位からCSを勝ち上がり、日本一を達成した。昨季2位だった日ハムはCSファーストステージで3位ロッテに敗れており、嫌な印象は拭えない。相手には最優秀防御率(2.16)の石川という切り札もいる。最多勝のかかっていた登板を回避してまで、CSの調整に専念。休養十分で臨んでくる。
「それでも日ハムはソフトバンクの方を警戒しています」と、球団OBがこう続ける。