賞金王レース終戦…池田勇太が左肩痛明かし棄権の可能性
【ダンロップフェニックス 初日】
池田勇太(30)がラウンド中にずっと左肩をアイシングしながらプレー。初日は68で回り、3アンダー13位タイにつけた。
だが、「問題は明日ですね。今日はやりきることができたけど、明日の朝(急にプレーが)できなくなる可能性も大だね。かなり痛いんで」と左肩痛を明かし、今大会は4日間プレーできずに棄権する可能性をほのめかした。
会場入りした火曜日の朝に突然、「練習場でクラブを握って、さあ振ろうと思ったら痛くて上がりませんっていう感じ。上げようとしたら(左肩に)ズッキーンってきて、グリップを強く握れない」(池田)状態なのだ。
この日はショットごとに、痛みから顔をゆがめた。バックスイングを上げるときに痛く、微妙な距離感が要求されるアプローチは「全然だめ」。まるで四十肩で「イタタタ……」とまともにスイングできないアマチュアと大差ないのだ。
これで不人気男子ツアーで唯一の話題だった賞金王レースも一気に冷え込んでしまう。