師匠「40発」と太鼓判 ハム中田“ねじり打法”挑戦の計算
広い札幌ドームが本拠地の日本ハムで40本打てば大したものだが、今季でプロ10年目を迎える中田の最多本塁打数は15年の30本。昨季は110打点で2年ぶりに打点王を獲得したが、打率.250、25本塁打にとどまっている。
「順調にいけば今季中に国内FA権を取得する中田に対し、すでに阪神が獲得に関心を持っているといわれる。日本ハムでは昨オフ、国内FA権を取得した陽が巨人へ移籍しており、中田にとっても勝負の年になるのは間違いない。中田は4年連続で25本以上を放っているが、長距離砲としては同僚の大谷やレアードと比べても物足りない。35本を打てば、東京ドームや横浜スタジアムなど、狭い球場が多いセなら40本塁打も期待できる。今オフ、もしFA宣言をした場合に、評価はさらにワンランク上がる。そういう計算を本人もしているはずですよ」(日本ハムOB)
ねじり打法の成否は、中田の今後に大きく影響しそうである。