連覇狙う松山英樹 好プレー後押しに大会最高位のプライド
【フェニックス・オープン】
今大会優勝候補ナンバーワンの松山英樹(24)が連覇に向けて好スタートを切った。
初日はインから5組目の8時6分スタート。まだ肌寒くセーターを着込んだ出だし10番パー4(428ヤード)、好調ドライバーで332ヤードもぶっ飛ばしてフェアウエーをキープすると、残り距離はたった115ヤード。2打目はウエッジを手にしてピンそば2・5メートルにつけて、幸先よくバーディーパットを決めた。
この日はショットが冴えた。アリゾナは空気が乾燥してボール飛距離が伸びることで知られる。第1ラウンドのドライバー平均飛距離は300ヤード。パーオン逃しは1ホール、フェアウエー外しは4ホールだけだった。
■パーオン逃しは1ホールだけ
13番パー5で、この日2つ目のバーディー。2打目をグリーン左奥まで運ぶと、パターでピン2メートルに寄せて楽々バーディー。15番パー5は2オンに成功し、2パットバーディー。18番パー4(442ヤード)は残り117ヤードからピン手前3メートルにつけて4つ目のバーディーと、面白いようにスコアを伸ばしてターン。