巨人“阿部頼み”の原点回帰あるか 首脳陣には捕手復帰論も

公開日: 更新日:

 高橋監督と話し合って一塁専念が決まっている。正捕手の筆頭候補は小林だが、阿部は“扇の要”に危機感を感じている。だから小林を自身のグアム合同自主トレに連れて行って英才教育を施したのだ。チーム関係者が言う。

「チームの将来を考えてのことで、自身の技術や経験を惜しみなく伝授したけど、小林がそれでもコケたらどうなるか。控えの36歳・実松と40歳・相川は、年間を通じて出場するのは厳しい。一軍に抜擢されている大卒2年目の23歳・宇佐見はまだ未知数。そうなったら阿部に頼らざるを得ない状況がくるのではないか。実は『肩などの体の状態が良ければ』という条件付きで『阿部は捕手で使うべき』という意見の首脳陣がいる。もちろん決めるのは高橋監督ですが……」

 巨人はここ数年、阿部におんぶに抱っこの状態が続いた。一塁コンバートを決め、「99%ない」と宣言していた原前監督は、あっさり阿部を捕手復帰させている。それだけ捕手としての存在感が突出しているのだ。小林を含めた捕手難と阿部の状態の良さが、「一塁専念」と明言している高橋監督の構想を揺るがす可能性は、ゼロではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  2. 2

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功が休養でテレビ業界大激震…キー局編成関係者「いずれ番組の打ち切り話が出てくる」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  1. 6

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 8

    【動画あり】イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態

  4. 9

    “現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く

  5. 10

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ