他球団スコアラー指摘 巨人陽は下半身より“肩の状態”心配

公開日: 更新日:

 無言のまま迎えの車に乗った。

 FAで巨人に入団した陽岱鋼(30)が、9日の練習を早退。練習開始直後のベースランニングまでは参加したが、そこで下半身に異変が生じたとみられる。報道陣の、「体調不良か?」の問いに答えることなく球場を後にした陽の状態を、村田ヘッドコーチは「下半身の張り」と説明。出場予定だった、今キャンプ初の紅白戦も見合わせることになりそうだ。

「心配ないでしょう。日本ハム時代にもよくあった。『痛みに強い糸井、痛みに弱い陽』といわれたものです。善くも悪くも無理はしない性格ですから、移籍1年目で張り詰めていたでしょうし、ちょっと一息という程度ですよ」(日ハムOB)

 強風注意報が出ていたこの日の宮崎市は、朝から冷たい風が吹き、最高気温は前日からマイナス3度の11度。慎重になっても不思議はない天候で、実際、高橋監督も「無理してやる時期じゃないからね。2次キャンプ先の沖縄に連れて行かない可能性? ないと思いますよ」と落ち着いたものだったが、「それよりも」と視察する他球団スコアラーがこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…