侍J抑え候補 ヤクルト秋吉を悩ますWBC球「7グラム」の壁

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「1人2ダース支給されて、また新しく3ダース球団からもらいました。でも、今はあまり使いすぎないようにしようと思って。あんまり早くからペースを上げて飛ばしすぎても息切れしちゃうから。でも、実際のゲームで使うと湿気とか土とかが付いて重くなったりするので、そういう感覚を確かめたいというのはあります。だって、NPB球より7グラムくらい重いんですよ。それを投げるって相当な負担がかかる。WBC球を投げた後にNPB球を投げると、スーパーボールを掴んだみたいに小さく感じて、ものすごく投げやすい感覚になります」

――キャッチボールやブルペンだけでは分からないことも多い?

「ブルペンと実戦形式では全然違うので、なるべく早く実戦でいろいろ試したいですね。バッターボックスに人がいるだけでスライダーの曲がり方も、きっと微妙に変わってくるだろうし、今でも腕の張りとか疲れの残り方も変わったので、そのへんを詳しく把握したい」

――WBCのために練習メニューを変えたり、特別な調整をしている?


「全然。常にMAXでやらされるからツライ。もうちょっと量とかペースとか落としてくれてもいいのに(笑い)」

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