満を持しての再登板 土井打撃Cが描く中日再浮上の青写真

公開日: 更新日:

「4年連続Bクラスということでファンの心理も考えたら、(森)監督としてもおそらく、今年は育てるというより戦うというところに入ってくると思う」

 こう言うのは中日の土井正博打撃コーチ(73)。西武コーチ時代は、清原、松井稼らをレギュラーに育て上げ、14年秋季キャンプから中日の特別コーチを務めていた。19年ぶりに最下位に終わった昨季、チーム89本塁打、500得点はリーグワーストでチーム打率・245も5位。貧打解消のかじ取り役を担う土井コーチは、若手育成も大事としつつ、まずは中心選手が機能することが重要という。

「大島、平田、両外国人(ビシエド、ゲレーロ)が自己管理をしっかりして、シーズンを乗り越えてもらいたい。そこの整備ができれば、(レギュラーを狙う)若い子を使ってもらえるメドが立つ。まずは中心選手が1年間、計算できる状態なら僕は他球団と比べても遜色ないと思う。Bクラスの時にレギュラーに割って入るような若い選手を育てておかないとダメだったんですけど、初めから若い子、若い子とやってしまうと年数がかかる。勝ちながら育てるという難しさは出てきますけどね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ