稀勢の里は大丈夫? 元横綱2人が“重圧対策”をアドバイス
■新聞報道は一切読まない
芝田山副理事は「周囲の期待が重圧? それはなかった。そんなささいなこと、気にしても仕方ない」と、こう続ける。
「私が感じていた重圧は自分自身の『勝ちたい』という気持ちだけ。横綱になったからには全勝してやろうと思っていた。そりゃそうですよ。『やれるとこまでやれれば……』なんて横綱じゃあ、昇進しない方がマシです。新聞報道? 一切、読みませんでした。だって私の言ってることと違うことしか書いてないから」
芝田山副理事も横綱初土俵は8勝7敗と振るわなかったが、それは体調面もあってのことだ。
力と頑健さは角界でも抜きんでている稀勢の里。自分のやってきた稽古を信じれば、おのずと結果は出るというのだが……。