明徳義塾監督に聞く 清宮敬遠と「松井に怒られる」の意図

公開日: 更新日:

――早実は清宮が3番で、4番に野村がいる。それも当時の星稜戦と違うところでは?

あの時はねえ、星稜に山口(哲治)っていう好投手がおったでしょ。まあ、そんなところですよ」

■優勝候補だからやりやすい

――早実相手にやりにくさはありますか?

「ない、全然。かえってやりやすいかな」

――やりやすい、ですか?

「うん、やりやすい。優勝候補だから、相手は。向かっていく方がやりやすいね。受け身の方が嫌だ」

――その方が力を発揮しやすいと。

「というか、思い切ってやれるからね」

――「状況次第では敬遠する」と話していましたが……。

「そりゃ8番バッターでも当たっておったら敬遠するで。それはその時にならんと分からんのですよ」

――これだけ世間が注目する中、いざ敬遠する時もやりにくそうですが……。

「いや、ない。全然ない。それが勝負だから。9番が当たってなかったら、8番敬遠で勝負することもありますよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…