マーリンズ買収にも別の狙い ジーターが見据える“その先”

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 あくまでも次のステップに進むための過程ということか。

 元ヤンキースのキャプテンで、メジャー通算3465安打を放ったデレク・ジーター(42)が、米大リーグ、マイアミ・マーリンズのオーナーになるという。

 マーリンズはイチローと田沢が所属するナ・リーグ東地区のチーム。ジーターと、元フロリダ州知事ジェブ・ブッシュらの投資家グループがマーリンズ買収で基本合意に達したと、地元紙「マイアミ・ヘラルド」(電子版)が25日に報じた。買収総額は約1440億円とみられる。

 ジーターは現役時代からメジャーのオーナー職に関心があったといわれるが、メジャーのオーナーといえば、投資家グループを筆頭に社会的影響力のある投資対象として球団を所有する人たちが多い。

 そこへいくと、現役時代に稼ぐだけ稼いだジーターが今回、球団をもつ狙いは何か。

「2632試合連続出場のメジャー記録をもつ元オリオールズのカル・リプケン(56)がモデルケースになるかもしれません」と、アメリカ野球愛好会副代表の鈴村裕輔氏がこう言った。

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