巨人愛のマニー・ラミレス 由伸監督と“両思い”の可能性も
四国アイランドリーグplusの高知は昨20日、マニー・ラミレス(44=登録名マニー)との契約期間が7月いっぱいで満了になると発表した。NPB球団への移籍期限は7月末まで。高知は「日本でのプレーをより多くの方に見ていただきたい」と公表の経緯を説明した。同リーグは6、7月が中断期間。プレーは前期が終了する5月までとなる。
レッドソックスなどで活躍したメジャー通算555本塁打のスーパースター。これまで6試合に出場し、21打数8安打、打率・381、4打点を挙げていた。12日の徳島戦の走塁で左太もも裏を痛め、「左大腿後面肉離れ」と診断されて15日に出場選手登録を抹消。22日に再登録される予定だ。
44歳になってもバットコントロールは折り紙つき。ただ、問題児ぶりも折り紙つきである。3月に来日。4月1日の開幕戦で初安打を放ったものの、翌日の試合は「体調不良」を理由に球場に来なかった。高知関係者がこう言う。
「自由奔放ですね。寿司などの日本食が好きとかいろいろあるけど、親日家という次元を超えた日本マニア。そうじゃなければ、メジャーで200億円以上を稼いだマニーがわざわざ夫人を伴って来日しないでしょう。もっと限定すると、大都会の東京が好きで、昔から一番歴史がある巨人に興味を持っていたようです。毎日のように球場が満員になる人気球団という認識。高知の現監督は巨人のスター選手だった駒田さん。声がかかれば12球団どこでも喜んで契約する見込みですが、巨人が手を挙げてくれれば、一番うれしいでしょうね」