米で“4A選手”の典型が現在2冠 ペゲーロは楽天が安住の地

公開日: 更新日:

「自分にとっては驚きではないよ」

 楽天のカルロス・ペゲーロ(30)は語気を少し強めてこう言った。米メディアから「こんなにも好調でみんなが驚いている」と質問されたときのことだ。

 今季は開幕から2番を打ち、7本塁打、21打点はリーグ2冠。打率も.316と優秀で、最強の2番打者としてチーム首位の原動力となっている。ペゲーロは言う。

「日本で昨年途中からプレーをして、自分が何ができるかできないかが分かった。去年のプレー経験が生きている。今は一試合、一試合を全力を尽くし、そして楽しんでプレーをしているよ」

 首脳陣は本人の努力の成果だと感じている。池山打撃コーチが言う。

「打撃練習では『内角にストレートを投げてくれ』と自分から言ってくることもある。日本の野球を知ろう、適応しようという姿勢が伝わってくる。力のある打者だから内角攻めは避けられない。日本で成功するためには内角への対応が大事だと自覚している」

■妻はカード詐欺で実刑判決の過去

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動