ツアー選手権は最難関「17番パー4」攻略が優勝へのカギ
つまり今大会はJGTOがスポンサーに気兼ねすることなく好きなようにできるわけだ。
「今週のコースセッティング担当は田島創志プロです。優勝者にはWGC・BS招待(8月3日開幕)の出場権が与えられるため、世界のトッププロが集まるフィールドでもちゃんと対応できることを想定して設定しています」(前出のツアースタッフ)
見どころは打ち出しが狭く圧迫感を感じ、しかも距離の長い17番パー4(481ヤード)だ。
初日平均スコア4.454と最も難易度が高かった。右OBを避けて左ラフに曲げたら、つま先下がりの深いライから2オンは不可能になる。フェアウエーをキープし、200ヤード近く残る池越えの2打目にグリーンをとらえる技術がなければボギーやダブルボギーの確率は高くなる。
終盤の優勝争いでキーになるホールなのだ。日本人プロが準メジャーWGC・BS招待に出場できるかは最難関17番の攻め方で分かるわけだ。