ツアー選手権は最難関「17番パー4」攻略が優勝へのカギ
【日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ】
大会初日は4アンダー首位タイに8選手が並ぶ混戦模様になった。しかもアンダーパーは32選手。
ラフが伸びて、高速グリーンと例年タフな設定で知られ、昨年大会の優勝スコアは2アンダー、4日間アンダーパーは2人だけだった。初日にスコアが伸びたのは、あくまで天候が原因だったようだ。
「昨年大会は雨が少なくグリーンの硬さを示すコンパクションが25・5。これだとフェアウエーからでもグリーンに止まりにくい。今年は24.5です。1ポイントの違いですがフェアウエーからならグリーンに止まる。しかも初日は雨が降ってグリーンが軟らかくなりボールが止まりやすくなったのも好スコアが出た要因だと考えられます」(ツアースタッフ)
今大会は日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主催する唯一の試合だ。
通常大会は大会スポンサーが主催者となり、コース設定にもスポンサーの意向を取り入れることになる。「観客に多くバーディーを見せたい」というのならやさしくなる。