村田&大田しっぺ返し 巨人OBがハム“根気起用”学べと提言

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「恥ずかしいですね。村田も大田も、巨人が自ら手放した元ドラフト1位の選手にやられての敗戦ですから」

 こう呆れるのは、巨人OBで元投手コーチの中村稔氏(評論家)だ。

 11日の試合。巨人打線は7年ぶりに日本球界に復帰した日本ハム先発の村田透(32)から5回で1点を取るのがやっと。プロ初白星を献上した。

 投手陣は、この日も本塁打を浴びた大田泰示(27)に3連戦で10打数7安打2本塁打とメッタ打ち。巨人の高橋由伸監督(42)は「工夫のなさなのか力のなさなのか。同じ打者に何度も打たれていては話にならない」と怒ったが、中村氏が言うように、巨人にとってはある意味、13連敗よりショックが大きい敗戦になったのではないか。

 巨人はこの村田を2007年大学生・社会人ドラフト1巡目で獲得したものの、一軍登板がないまま、10年に戦力外通告。「ドラフト1位選手をたった3年でクビ」と球団の非情さが話題になった。12球団合同トライアウトを受けた村田は当時、こんな思いを吐露していた。

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