18年から国際大会の賞金倍増 バド界に“プチバブル”到来

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 選手にとってはちょっぴりうれしい話だ。

 世界バドミントン連盟(BWF)は、来年から国際大会の格付けを変更する。スーパーシリーズ(SS)だった「ジャパン・オープン」(9月)は18年大会からスーパーシリーズ・プレミア(SSP)にランクアップ。世界ランキングのトップ10選手には出場が義務付けられる。

 大会の格付け変更に伴い、賞金総額も増額される。レベル3のジャパンOPやフランスOPは32万5000ドル(約3575万円)から70万ドル(約7700万円)へ。レベル2の全英OP(60万ドル=約6600万円)や中国OP(70万ドル=約7700万円)は100万ドル(約1億1000万円)となる。各種目の成績上位8人、8組だけが出場できるSSファイナルズ(レベル1)も100万ドルから150万ドル(約1億6500万円)に増える。

 バドミントンの国際大会の賞金は近年ほぼ右肩上がり。ファイナルズだけをみても、来年は2012年(50万ドル)の3倍になる。

 しかし、バドミントン情報サイト「Badzine」の集計によれば、男女を含めて昨年の賞金ランク1位は女子のタイ・ツーイン(22・台湾)で27万1025ドル(約3162万円)。3月の全英に勝った高橋礼華・松友美佐紀は、それぞれ6位(15万868ドル)と4位(15万1618ドル)で約1660万円だ。

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