3年ぶりの白星 楽天・久保が足を向けて寝られない人物

公開日: 更新日:

 2度の手術を経験したとはいえ、久保のスタミナ、タフネスさは巨人時代から折り紙つき。もともと、敗戦処理でも連投でも、四の五の言わずに投げる性格でもある。契約すれば、“拾ってくれた星野さんのために、チームのために”と意気に感じて投げるのは間違いない。星野副会長にもそんな計算が働いたろう。大方の予想に反してテストに合格した久保は13試合に登板して防御率2・60。パ首位チームの「なんでも屋」として存在感を発揮し始めている。

 お立ち台で、「野球をやれる環境を与えてくれた球団に感謝している。その感謝をプレーで返したい」と口にした久保の年俸は600万円。星野副会長は、“安い買い物だ”と笑っていそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動