2発含む5安打6打点の大爆発 G亀井が語っていた引退の覚悟

公開日: 更新日:

■由伸監督も称賛「一番ありがたい」

 静岡のファンからため息が漏れたが、「三塁打にできた? 足が遅いんで無理です。ベンチから狙えとは言われていたけど、H(ヒット)ランプがついたので良かった」と、なんとも欲がない。それでも高橋由伸監督(42)は「走者がたまったところでの本塁打は一番ありがたい」と称賛した。

 2009年のWBCに侍ジャパンの一員として出場した実力者。あのイチローも認めた外野守備にも定評があるが、今春のキャンプは二軍スタートだった。一軍合流も開幕6日前で、オープン戦はわずか2打席のみ。トレードで加入した石川らの出場が優先され、左の代打要員に甘んじていた。

 高橋監督の現役時代は一緒に自主トレを行う師弟関係だった。指揮官の中で亀井は「スーパーサブ」として位置付けられる。それが、後半戦に入ってからはスタメン出場が続く。他の外野手がパッとしない証拠である。先月28日に35歳になったばかり。指揮官は悲壮感を漂わせて打席に入る“弟子”を頼もしく見つめている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭