救援不安の巨人 “イップス”沢村復帰リミットまであと10日
「かなり前から球場の端から端までの遠投は行っていることから、右肩の故障は癒えている可能性は高い。それならなぜ、なかなか実戦登板に至らないのか。相手の頭にぶつけてしまったことで、イップス疑惑がささやかれているんです」(球界関係者)
■リミットを過ぎれば“今季戦力外”
慎重に調整を進めてきた沢村は、7月末になってようやくシート打撃に登板。先月に視察した鹿取GMは「8月半ば」の昇格プランを明かしたが、ここを「リミット」とも話している。要するに、そこまでに一軍に合流できなければ、今季は“戦力外”ということになる。
「遠投をやっているのに試合で投げられないのは、肩の故障以外の理由と考えるのが自然。イップスは精神的なもの。打者相手に投げる試合になると、さらなる問題が生じる可能性がある。仮に一軍合流が間に合ったとしても、昨季のような働きをアテにするのは酷かもしれません」(前出の関係者)
村田ヘッドコーチは「一軍にいるといないとでは大違い」と復帰を心待ちにしているが、リミットまで、あと10日余りである。