8失点“炎上”のハム斎藤佑 一塁カバー怠り中田翔ムカッ!
4回を投げて11安打8失点で3敗目(1勝)を喫したのが日本ハムの斎藤佑樹(29)だ。
メッタ打ちにされたのは仕方がない。単に力がないだけだ。自らの悪送球で失点したことについても、人間だからだれしもミスはする。が、これをやっちゃあ、おしめえよというプレーが11日の斎藤にはあった。
二回、4点をリードされ、なおも1死三塁のピンチで、打者・大城の当たりは一、二塁間へのゴロ。一塁手の中田がなんとかキャッチ、一塁に投げようと思ったら、ベース上は空っぽ。ベースカバーに入ってしかるべき斎藤は、三塁走者の突入に備えて捕手のカバーに回るわけでもなく、マウンド付近でボケッと突っ立っていたのだ。
記録は一塁への内野安打。中田は、なぜ一塁のベースカバーに入らなかったのかと憮然とした表情で、マウンドに向かって歩きかけたほどだ。
内野ゴロが一塁方向に飛べば、投手が一塁のベースカバーに入るのはイロハのイ。野球をやってる小学生ですらわかることなのに、それができない、やらないのは怠慢プレー以外の何物でもない。
日本ハムはすでにCS進出すら圏外。来季以降に目を向けるのも、選手の可能性を試すのもわかるが、投球以前のことすらおろそかにする投手を使い続ければ、チームの士気は下がるだけだ。