8失点“炎上”のハム斎藤佑 一塁カバー怠り中田翔ムカッ!

公開日: 更新日:

 4回を投げて11安打8失点で3敗目(1勝)を喫したのが日本ハム斎藤佑樹(29)だ。

 メッタ打ちにされたのは仕方がない。単に力がないだけだ。自らの悪送球で失点したことについても、人間だからだれしもミスはする。が、これをやっちゃあ、おしめえよというプレーが11日の斎藤にはあった。

 二回、4点をリードされ、なおも1死三塁のピンチで、打者・大城の当たりは一、二塁間へのゴロ。一塁手の中田がなんとかキャッチ、一塁に投げようと思ったら、ベース上は空っぽ。ベースカバーに入ってしかるべき斎藤は、三塁走者の突入に備えて捕手のカバーに回るわけでもなく、マウンド付近でボケッと突っ立っていたのだ。

 記録は一塁への内野安打。中田は、なぜ一塁のベースカバーに入らなかったのかと憮然とした表情で、マウンドに向かって歩きかけたほどだ。

 内野ゴロが一塁方向に飛べば、投手が一塁のベースカバーに入るのはイロハのイ。野球をやってる小学生ですらわかることなのに、それができない、やらないのは怠慢プレー以外の何物でもない。

 日本ハムはすでにCS進出すら圏外。来季以降に目を向けるのも、選手の可能性を試すのもわかるが、投球以前のことすらおろそかにする投手を使い続ければ、チームの士気は下がるだけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…