西武12連勝の主役 菊池雄星はメジャー“第1条件”もクリア

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■四球のの多さも改善

 菊池は今年1月の自主トレで契約交渉の際に「メジャーは小さい頃からの夢」と、話題に出したことを明かしている。11勝した今季はすでにノルマの第1段階をクリアした。

 メジャースカウトの懸念材料だった「四球の多さ」も改善。この日、本人も「毎年、四球が多かったので、オフシーズンはそれを改善しなくてはと取り組んできた」と話したように、14年に23試合登板でリーグワーストの78(1試合平均3.39個)だった四球数は今季ここまで18試合に登板して29(1試合平均1.61個)にまで減っている。

 西武が11連勝以上をしたシーズンは過去に5回あるが、すべて優勝しているという“実績”がある。首位ソフトバンクとは6.5ゲーム差。下克上達成となれば、菊池の値段も急上昇するに違いない。

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