ネットで話題沸騰 早実清宮“ラグビー転向”は本当にあるの

公開日: 更新日:

 やっぱりラグビーか――。甲子園出場を逃した早実の清宮幸太郎の転向説が、ネット上で話題になっている。ラグビー界きっての名将と言われる清宮克幸氏を父親を持ち、スポーツ英才教育を受けて育った清宮は、小4までラグビーにも汗を流した。

 甲子園がダメならDNAを生かして早実ラグビー部と兼部し、花園を目指してほしいという仰天プランが持ち上がっているのだが、実現の可能性はあるのか。高野連の見解はこうだ。

「冬場にラグビー、サッカー、アメフト、スキーなどをやるのは構いません」(広報)

 日本ラグビーフットボール協会は「高校球児が冬場にラグビーをやる事例は多く、珍しいケースではありません」(広報)とのこと。競技団体の規定はクリア。兼部を問題視することはないという。

 残るは母校の事情だ。早実は伝統的なスポーツ強豪校。全国高校ラグビー準優勝は1世紀近くもさかのぼるが、最近は強化が奏功し、選手層が厚くなってきている。

「硬式野球部とラグビー部の兼部は理論的には可能です」(高等部広報)

 どうやら、本人の思い切りとラグビー部の包容力次第で、清宮のラグビー転向に制約はないらしい。

 しかし、いくら経験者で、野球で鍛え上げているとはいえ、今から練習してラグビー選手として通用するのか――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続