日本人初100m9秒台も 桐生祥秀“五輪メダル”へ厳しい現実

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 8月の世界陸上100メートル銅メダルはボルトの9秒95。4位はブレークの9秒99(自己記録9秒69)。桐生でも相手になりそうな時計だが、彼らとは自己記録や9秒台を出している回数が違う。五輪や世界陸上のマラソンメダリストの時計が、日本選手の持ち時計より遅くなることが多々あるのと同じだ。

 日本人初の9秒台から一夜明けたこの日、桐生は「さらに(記録を)更新したい」と語ったが、なぜ日本人の100メートル9秒台がここまで待たされたのか? その現実を知れば、東京五輪のファイナリストやメダル取りなんて話は無理がある。

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