何勝できるか 大谷翔平のメジャー1年目にこれだけの不安

公開日: 更新日:

 今オフ、ポスティングによるメジャー挑戦が明らかになった日本ハム大谷翔平(23)が21日のソフトバンク戦に先発。今季最多のメジャー17球団27人のスカウトがネット裏に集結して熱視線を送る中、今季最長の6回108球を投げ、5安打1失点で2勝目を挙げた。ストレートの最速は162キロで毎回の9三振を奪うも、5四球を与えたこともあり、「今日に関してはいいところがなかった。反省を次につなげたい」と話した。

 大谷を巡っては今オフ、メジャー全30球団が獲得に乗り出すといわれ、日本人選手で成功例が多い投手として高く評価しているという。今季は、キャンプ直前に右足首を故障するなど、投手としての登板はわずか4試合にとどまっているが、6回100球をクリアしたこの日の投球は、メジャー球団も一安心といったところではないか。

 新人年から投打の二刀流を継続する大谷は、投手としては日本人最速の165キロのストレートを投げ込み、打者としては日本人野手でもトップクラスの飛距離を誇る。その才能、潜在能力は疑う余地はなく、海の向こうでの大活躍を期待するムキも多いことだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…