世界選手権で銅の皆川 「エレガントさは世界一」と高評価

公開日: 更新日:

 日本勢42年ぶりのメダリストが華麗な演技を披露する。

 26日、2017イオンカップ世界新体操クラブ選手権大会(28日開幕・東京体育館)の出場選手が会見。今夏の世界選手権の種目別フープで3位、個人総合で5位に入った皆川夏穂(20=イオン)は「ダイナミックなジャンプやエレガントさで新体操の魅力を伝えたい」と凱旋試合に向けて意欲を見せた。

 皆川は中学卒業後、ロシアに渡って本場のコーチの下で練習を重ねてきた。休日には現地で行われているバレエやサーカスを生で見て、体の使い方などを研究しているという。山崎浩子強化本部長は日頃の地道な努力で演技に安定感が増したとし「エレガントさは世界一」と高く評価する。

 世界選手権での結果から、一躍、20年東京五輪でのメダル候補に浮上した皆川は「上に行くには安定感が必要。技の正確性を磨いてもっと上を目指したい」と貪欲な姿勢を見せている。

 身長170センチと上背では海外勢にも引けを取らない皆川は強豪ロシア勢にどこまで対抗できるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇