巨人4位確定の恥辱…今オフは昨年以上の「大補強」敢行か
昨オフはFAで史上最多となる3人の同時獲得に踏み切るなど、総額30億円といわれる大型補強を敢行した。新外国人のマギーとカミネロは機能したものの、FA組は陽岱鋼、山口俊がいずれも故障で出遅れた。今季わずか1勝(1敗)の山口俊に至っては、酒に酔って暴行事件を起こし出場停止。何の役にも立たなかっただけに、今年はさらなる大補強にカジを切るというのだ。
その「第1弾」は長距離打者の獲得である。
巨人は現在35本でセ・リーグの本塁打王が有力となっている中日のアレックス・ゲレーロ(30)の獲得調査を開始。中日のある球団幹部は「来年は巨人に行くんでしょ?」と警戒するが、ソフトバンク、阪神などとの争奪戦が勃発しそうだ。巨人は他に国内球団の「助っ人大砲」数人にも目をつけており、ヤクルトのラミレス、グライシンガー、横浜のクルーンを同時に獲得した07年オフのように、今回も貪欲に戦力を厚くする方針らしい。リーグ優勝どころか、CSすら逃し、昨年以上の大型補強になるとのウワサもある。