秋季キャンプで課題を吐露 G高木京「再契約」への条件

公開日: 更新日:

 巨人高木京介(28)が宮崎秋季キャンプで再起をかけている。

 野球賭博関与に伴う1年間の失格処分が終了し、今年3月に育成契約で巨人に復帰していた。現在は自由契約の身ながら、球団は来季も契約を結ぶ見込み。背番号「028」の参加は、村田ヘッド兼バッテリーコーチら首脳陣が「左の中継ぎがおらん」と嘆く台所事情と関係している。

 今季は二軍戦17試合で3勝1敗、防御率4.54とフル回転したが、1年間の失格処分中に体重が10キロ減少したことで、体力面に課題を感じたという。先月の秋季練習中、高木京はこう漏らしている。 

「体重は7、8キロは戻したんですけど、まだ完全ではなくて……。スタミナに関係してくるので大事なことなんです」

 ベストの88キロまではあと2キロほど。「これがなかなか増えない」と高木京は嘆く。ベストに少し足りないのは体重だけではない。「球速」だ。高木京はこうも話している。

「ブルペンでの球速? 130キロそこそこですかね。試合だと140キロくらい。練習と試合では10キロくらい違うものなんです。試合だとアドレナリンが出るからじゃないですか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…