あるか出世部屋の入居 清宮が5年入る日ハム寮生活の全貌

公開日: 更新日:

「大きくて顔が小さかった。少しでも一緒にやれたらと思っていた。その点はすごく残念です」

 8日、日本ハムに1位指名された早実の清宮幸太郎が鎌ケ谷(千葉)の二軍施設を見学。今オフのメジャー挑戦を表明した大谷翔平(23)と寮に隣接するウエート施設で対面を果たし、寂しげにこう言った。

 この日は、ドラフト3位の田中瑛斗(柳ケ浦)、同7位の宮台康平東大)とともに、グラウンドのスタンドや室内練習場、勇翔寮をくまなく見て回った。

 かねて育成施設に関心を持っていた清宮は、「きれいで充実している。二軍とは思えない。この環境に甘えず、早く一軍に上がって活躍できるようにやっていきたい」と意気込んだ。

 1月上旬には都内の実家を出て寮生活がスタートする。日ハムは高卒選手の場合、入団5年目まで寮生活が義務付けられる。清宮は過去にダルビッシュ、今は大谷が使用し、出世部屋といわれる「404号室」の入居もあるかもしれない。

 寮は鉄筋5階建てで全48室あり、選手には8畳一間の個室が与えられる。寮費は部屋代、食事代などを含めて4万円程度。一軍に帯同し、本拠地・札幌で試合があるときは、同市内の一軍寮を利用する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…