貴乃花親方が方針転換 文書で「貴ノ岩の聞き取り応じる」

公開日: 更新日:

 元横綱・日馬富士の傷害事件を巡り、貴乃花親方が、これまで拒み続けてきた日本相撲協会による貴ノ岩への聞き取り調査に応じる方針に転換した。きょう(20日)までに、協会に文書でその旨を伝えたという。

 貴乃花親方はこれまで「警察の捜査が終わったら応じる」「検察の判断が出るまで応じられない」と発言を変えながらも、協会聴取を拒み続けてきた。方針転換した背景に関しては、きょうまでに鳥取地検が貴ノ岩の聴取を終えたため、「一定の区切りがついたと判断した」のではないかという見方が出ている。

 聴取時期に関しては、貴乃花親方も出席するきょう午後の臨時理事会で協会側が聴取日時を指定するとみられる。

 一方、きょう午前に行われた横綱審議委員会は、傷害事件を起こした日馬富士に関して「引退勧告」に相当するとした。事件の現場に同席していた横綱・白鵬鶴竜が暴行をすぐに止めなかった責任に関して「厳重に注意すべき」と進言する方針だ。また全員一致で、貴乃花親方の言動は非難に値するとした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情