潜入取材で次々 韓国マスコミが暴露した恥ずかしい国民性
メイドは使用済みのタオルでグラスを拭いたり、トイレの便器を洗う時に使ったゴム手袋をそのままコップを洗う時にも使ったり不潔そのものだった。ベッドメークにしても、取材記者が特殊な蛍光剤をベッドカバーに塗り、どれぐらい清掃していたのかを検証していた。すると、10カ所に塗った蛍光剤が拭きとられていたのは半分に過ぎなかった。
韓国マスコミが「一番恥ずかしい」と強調していたのが、韓国公共機関による平昌、江陵の食堂に対する100人単位のドタキャンだ。ある食堂では、9日の開会式当日に公共団体から220人の予約を受けていたが、直前にキャンセルされた。この食堂の損害は一晩で500万ウオン(約50万円)。ドタキャンやノーショー(無断キャンセル)の多くは公務員によるいい加減さによるものだ。
それに比べて外国人は必ず予約時間にやってくるという。ある食堂のオーナーは「国の仕事をする連中がこんなに簡単に約束を破れるのか!」と激怒していたが、平昌五輪効果が46兆ウオンと見積もる韓国政府の公務員が、地元経済の足を引っ張る形になったことを地元紙は「恥ずかしい」と書いていた。
(ジャーナリスト・太刀川正樹)