中日・森監督が明かす「青木宣親獲得に乗り出していた」
――選手が育ってきた実感はあるか。
「小笠原(慎之介=20)とか京田(陽太=23)とか笠原(祥太郎=22)とかね。ドラフトで取った選手も経験させて育てたいし、うまく世代交代できればね。形になるにはあと1、2年はかかるんだろうけど、かかってもしょうがないと思っている」
――補強でいえば、イチロー選手も地元・名古屋ということで中日の動向が注目されている。
「本人次第。イチロー本人には『名古屋でやるならいつでも』という、こちらの考えがいろんなところから伝わっているかも分からないけど、本人が日本に帰ってきてやりたいという気持ちがちょこっとでも出てくるなら動きはする。あれだけの選手に、こっちからどうのこうのするのは失礼。でも、なんらかの形でこっちの情報は分かっていると思うよ」
――メジャーからは青木が古巣ヤクルトに復帰した。
「結局、ヤクルトに戻ったけど、青木も日本に帰ってくるならうち(中日)でも、という話はずっとあったよ。あったけど、やっぱりまだ本人にメジャーに未練があるというから、『こっちもギリギリまで待てない。外国人の方に動くよ』と。『(助っ人が)決まってからでは、(獲得が)難しくなるからな』ということは伝えていた。イチローも日本でやってもいいっていうなら、いろんなことはする」