通称“ソロキング”の巨人ゲレーロ 移籍初HRもやはりソロ弾

公開日: 更新日:

 中日から移籍した昨年の本塁打王、アレックス・ゲレーロ(31)が昨25日の広島とのオープン戦で“初本塁打”を放った。試合は降雨により二回途中で中止となったが、初回2死走者なしの場面で大瀬良が投じた低めのカットボールを左中間スタンドに運ぶ一打に、高橋由伸監督は「一発で仕留めた。さすが本塁打王」と喜んだ。

 もっとも、改めて言うまでもなく、オープン戦序盤のこの時期はデータを収集する時期。チームによっては自チームの投手に、あえて相手の得意なコースに投げさせることもある。

 ゲレーロは昨季、35本塁打をマークする一方、そのうち22本が走者なしの場面で放ったもので、「ソロキング」と揶揄された。昨年の得点圏打率は.258。勝負強さに疑問符がつけられる主砲候補が打った“移籍後初本塁打”もソロとあっては、巨人ファンも素直には喜べない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…