エ軍OB長谷川氏が期待 大谷翔平は「イチロー超えるかも」
エンゼルスの大谷翔平(23)の“二刀流”はメジャーでも通用するのか? 地元ロサンゼルスでも興味が過熱しているようで、28日付の米紙ロサンゼルスタイムズ(電子版)は、元エンゼルスでリリーフ投手として活躍した長谷川滋利氏(49)が大谷の将来性について語ったインタビュー記事を掲載した。
「元エンゼルス長谷川滋利は、大谷翔平の今後を知っている」と題した記事で、長谷川は「イチローはマイケル・ジャクソンやマドンナのようなスーパースターだけど、もし大谷が打者と投手の両方で成功すれば、イチローを超えるかもしれない」と、その圧倒的な可能性を指摘。
その一方で、大谷が乗り越えるべき課題をこう語った。
「ピッチングだけでもメジャーに適応するのは極めて困難なこと。ましてピッチングとバッティングの両方となれば大変だ。でも大谷はすべてをエンジョイしているみたいだ。それが大切なんだ。その瞬間を楽しむことが」
長谷川は、大谷がダルビッシュや田中将大のようになるのを「リアルに想像できる」としながらも、「今は過大な期待はできないかな」とクギを刺した。