初戦から韓国プロV 強化掲げる女子プロ協会の体たらく
「36ホール実施にはもちろん主催者やテレビ中継の都合がある。コースの準備も大変になる。それに協会スタッフも試合が終わったら一刻も早く飛行機に飛び乗って帰京したいのだろう。だが、今年はツアー強化を掲げてリランキング制度導入を小林浩美会長が得意げに発表した。“競争力がアップしてレベルアップにつながる”と胸を張った。それなら協会も規定通り72ホール消化するために努力すべきだろう。伝統のある全米女子オープンも全米女子プロもメジャーは必ず72ホール消化する。54ホール短縮で決着などあり得ない。72ホールの戦い方、ペース配分ができなければ世界では通用しない。日本人プロにもっと競争力をつけさせるために協会がやるべきことはたくさんあるはずです」(前出の宮崎氏)
小林会長は制度改革によって「プロに1打に対する執着心が生まれる」と言ったが、それは韓国人プロであって、日本人プロに期待できないことが開幕戦でハッキリした。