貴乃花親方には致命傷に…貴公俊“付け人殴打流血”の衝撃
18日、相撲協会が2件の新たな暴力事件を発表した。
ひとつは峰崎部屋で、昨年9月から今年1月にかけて兄弟子が弟弟子を殴ったというもの。すでに弟弟子は引退したが、示談となっている。
衝撃的だったのは、もうひとつの方だ。貴乃花部屋の貴公俊(20)がこの日、付け人を殴り、流血させていたことが発覚したのである。
「貴公俊が土俵下の控えに遅れて入ったのが発端です。新十両だけに、幕下時代とは勝手が違い、戸惑っていたのでしょう。付け人が指示するタイミングも悪かったそうで、慌てて駆け足で控えに入ったが、審判委員の境川親方に怒られた。直後の取組で負けたこともあってか、腹いせに支度部屋の裏で付け人を数発殴った。付け人は口の中を切って流血し、床には血痕が生々しく残っていた。ちょっと小突いた、というレベルではないでしょう」(ある親方)
すぐに協会は貴公俊を呼び出し、事実関係を確認。本人も暴力を認めたという。
師匠の貴乃花親方はこれまで、声高に協会浄化を訴えてきた。昨年の日馬富士暴行事件で弟子の貴ノ岩が被害に遭ったことで、暴力問題にはことさら力を入れ、協会と全面対決。その言動には不可解な面が多々あるにせよ、例えば一部週刊誌に語った、