貴乃花親方には致命傷に…貴公俊“付け人殴打流血”の衝撃

公開日: 更新日:

「部屋の親方にとって、弟子というのは自らの子供のようなもの。どんなことがあっても守らなくてはならない存在です。それを今の協会では、親方が弟子を守るどころか傷つけたりしてしまっている」

「神事である相撲の力士が土俵の外で暴力を振るうなど、絶対に許されない」

 と、いかなる暴力も否定する主張には、共感するファンも多かった。

 9日に内閣府へ提出した告発状もそうだ。趣旨をつづった部屋のホームページには、「過去の反省を顧みない度重なる暴力事件や不祥事により(中略)組織としての公益性や透明性が大きく問われています」とあり、告発状では、2014年に部屋で暴行事件があった春日野理事を糾弾。「理事の資格はない」と断罪しているという。

 そんな貴乃花親方が育て、指導する弟子が、付け人に手をあげ、流血させた。日馬富士による暴行事件をきっかけに、角界が改めて暴力根絶を力士に徹底した直後にこれだ。

 これまでの貴乃花親方の主張がなんの説得力も持たなくなった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」