貴乃花親方には致命傷に…貴公俊“付け人殴打流血”の衝撃
「部屋の親方にとって、弟子というのは自らの子供のようなもの。どんなことがあっても守らなくてはならない存在です。それを今の協会では、親方が弟子を守るどころか傷つけたりしてしまっている」
「神事である相撲の力士が土俵の外で暴力を振るうなど、絶対に許されない」
と、いかなる暴力も否定する主張には、共感するファンも多かった。
9日に内閣府へ提出した告発状もそうだ。趣旨をつづった部屋のホームページには、「過去の反省を顧みない度重なる暴力事件や不祥事により(中略)組織としての公益性や透明性が大きく問われています」とあり、告発状では、2014年に部屋で暴行事件があった春日野理事を糾弾。「理事の資格はない」と断罪しているという。
そんな貴乃花親方が育て、指導する弟子が、付け人に手をあげ、流血させた。日馬富士による暴行事件をきっかけに、角界が改めて暴力根絶を力士に徹底した直後にこれだ。
これまでの貴乃花親方の主張がなんの説得力も持たなくなった。