二刀流の活躍に全米騒然 大谷の大型契約をメジャー通予想
エンゼルス・大谷翔平(23)が幸先のいいスタートを切った。
ここまで投手として2試合に登板して2勝0敗、防御率2.08。8日(日本時間9日)のアスレチックス戦では七回途中まで完全投球を続け、2戦合計13イニングで18個の三振を奪っている。
打者としては4試合に出場して3戦連発を含む18打数7安打の打率3割8分9厘、7打点。8勝3敗と開幕ダッシュに成功したチームを投打にわたって牽引(記録は9日終了時)し、9日には日本人選手では過去最短にして史上最年少(23歳9カ月)で週間MVP(2~8日)に選ばれた。
今や全米の野球ファンの話題は大谷一色。エンゼルスの地元紙以外も大々的に取り上げ、9日付の全国紙「USAトゥデー」(電子版)はベーブ・ルース以来となる二刀流での活躍に「約1世紀ぶりに投打の主力になる、という挑戦は決して空想ではない。オオタニの可能性は今や無限大」と驚きをもって伝えている。複数のメディアからは「大谷と複数年契約して他球団流出を防ぐべき」と気の早い声も聞かれる。