ゲレーロは低空飛行…中日“後釜”アルモンテに巨人が苦虫

公開日: 更新日:

「自分が打って勝ててうれしい」

 8日の阪神戦で4安打4打点の活躍を見せた中日の新助っ人アルモンテ(28)がこう言って喜んだ。

 両打ちの大砲は、右打席で3安打、左打席で八回に決勝の適時打。左右で結果を残した長いあごヒゲが特徴のドミニカンは、巨人に移籍した昨季本塁打王のゲレーロ(31)の後釜として中日に入団した。

「森監督はキャンプから『打撃は全く心配してない。普通にやれば成績を残す』と信頼している。オープン戦は打率.280、4本塁打、11打点と一定の結果を残したものの、いかんせん守備が下手。早速、広島との開幕3連戦で失点に直結する拙守が露呈し、チーム内でも『あの打球の追い方、スローイングでは致命的。ゲレーロ以上に打ってくれないと厳しい』との声も出ていました」(放送関係者)

 元本塁打王と比較されるプレッシャーもある中で、アルモンテは持ち前の明るさと真面目さで日本野球に適応しようとしている。広島3連戦を終えて名古屋に戻った翌2日には、外野特守を志願。長嶋外野守備走塁コーチから約1時間、構え方や追い方を学んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…