大乱闘必至のメジャー 大谷は立ち向かう度胸と覚悟が必要
ケンカは好きじゃないとか、逃げるが勝ちなんて理屈は通用しない。
「中でもタブーは、打者に当てておきながら逃げること。長谷川滋利はエンゼルス時代、死球を見舞った打者がマウンドに向かってくると、センターまで走って逃げて、大恥をかいた。あんな弱虫はいないと笑われたのです。大谷も当てた打者が向かってくるようならファイティングポーズを取ることが必要です。でないと女の子みたいだと言われてしまう」(同)
三振を奪い、本塁打を打つだけでは生き残れないというのだ。
その大谷は、日本時間13日のロイヤルズ戦に「8番・DH」でスタメン出場。
二回の第1打席は、11年の最多勝(21勝)右腕で相手の先発ケネディに対し、最後は151キロの直球にバットが出ず見逃し三振に倒れた。