大逆転&日本人最速V 小平は「マスターズ戻る」公約実現
【RBCヘリテージ 最終日】
まさかの大逆転で大きな夢を実現した。
RBCヘリテージ最終日の小平智(28)は首位に6打差の12位からスタート。7バーディー、2ボギーの66と爆発。通算12アンダーで並んだキム・シウ(韓国)とのプレーオフを制した。日本人の米ツアー優勝は、青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹に続く5人目となった。
18番(472ヤード・パー4)で行われたプレーオフ。2ホールはともにパーで迎えた3ホール目の17番(174ヤード・パー3)。キムが7Iでピンの左手前5メートルにつける。小平は8Iでピン左7メートルへ乗せ、先に打ったバーディーパットがカップに吸い込まれた瞬間、右手でガッツポーズ。キムのパットが外れると、日本人5人目となる米ツアー優勝が決まった。
「首位とは6打差もあったので、トップ10に入って来週の試合(テキサスOP)に出たいと思っていた。最後のパットは緊張した。思った所へ打とうと集中した。先週(のマスターズ)から調子がよかった。ドライバーでリズムをつくるタイプなので、今週はそれがうまくいった。優勝したので今後はいろいろな試合に出られる。スケジュールを組み立ててやっていきたい」(小平)